這箇 の意味 | Babel Free
/[ɕa̠ko̞]/定義
指示詞「これ」、「この」の宋代以降の表現に影響を受けた漢語表現。禅宗系の文書によく用いられる。
例文
“欧州の天地、即今戦報のもたらす以外、別に這箇の大戦争あるを看過されずんば、洪図を固むるは諸卿の業、この物語の著者のごときはすなわち筆硯を焼き、退いて書癡に安んずるを得ん。”
“捨てるも捨てないもない、さういふ考へを捨ててしまへばそれでよいのだ、即今の這箇に成りきればそれでよいのだ。(種田山頭火 『其中日記”
“仏教ではまた「這箇」ということをいうが、これは即ち自己のエスプリを把握せよということである。”