三十六計逃げるに如かず の意味 | Babel Free
定義
孫子の策(兵法三十六計)の最後の計(三十六計:走為上)のとおり、トラブルにあたり万策尽きてしまった時には、それから逃れることが最善の方法であるとのたとえ。
例文
“詮吉の仲間の男で、それは下宿していた家の娘に信用され、直接結婚を申し込まれたという話があった。その男は、個人的な関係から大事が壊れるといけない、三十六計逃げるにしかずと、怱々に引越してしまった。(宮本百合子 『聟』)”
“相手が一瞬出遅れたので、フリッツ王は確実に優位に立った。倒れた悪党の首根っこを足で踏んだ。背中を壁にして安全を確保し、銃口をあとの二人に向けた。直後、誰かが通りを駆けてきた。襲撃した二人が本能的にお互いをちらと見て、逃げた。明らかにこの場合、三十六計逃げるにしかずだ。(フレッド・M・ホワイト(Fred M. White) 奥増夫訳『道化玉座』)”