法灯 の意味 | Babel Free
定義
- 仏法。迷いの闇を照らす灯火に例えた語。
- 高徳の僧。
- 仏前に供える灯火。
- 仏教以外の分野における伝統。
例文
“宋朝初期のころには、紫雲の薫香、精舎の鐘、とまれまだ人界の礼拝の上に燦いていた名刹瓦罐寺も、雨露百余年、いまは政廟のみだれとともに法灯もまた到るところ滅びんとするものか、惜しげもない末期の光芒を世の闇に染めだしていた。”
“あたら歌舞伎の法燈も羽左衛門を失つたことによつて先づ歴史の一段落と思ふ。わが文人画道の正しい法燈も、当代小杉放庵がなければ、その燈影は殆んど微々奄々たるものだと考へざるを得ない。(木村荘八 『小杉放庵』)”
“実際大癡の法燈を継いだ煙客翁の身になって見れば、何を捨ててもあれだけは、手に入れたいと思ったでしょう。(芥川龍之介『秋山図』 大癡=黄公望、煙客翁=王時敏でいずれも中国の文人画家)”