切腹物 の意味 | Babel Free
定義
- (切腹という刑罰があるような時代であれば)切腹に処されるであろうほどの大きな誤りや失敗。
- 切腹の場面が見せ場となる人形浄瑠璃の作品。
例文
“山の人が何事かを吹聴して歩く為には、それが、若し男の場合ならば、まさに切腹物とでも云いたいような或る事を、私は彼女の上に抑えていた。”
“「殿のお噂か! 聞えたら切腹物じゃのう。」”
“このほかに切腹を趣向にしたものは、楠昔噺の徳太夫夫妻の刺違えての死、蝶花形名歌島台の小坂部兵部の切腹、新薄雪物語の園部兵衛と幸崎伊賀守の切腹等も切腹物としては異なった趣向である。”
“それは初期の身代り物や切腹物にすでにその原型から見られるのであるけれども、その時にはまだはつきりとその劇構成の効果を意識していなかつたと想像される。”