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さしがね の意味 | Babel Free

名詞

定義

  1. 【差(し)金、指(し)金】
  2. (「指矩」とも)大工用具で鋼又は真鍮製の直角に曲がった物差し。曲尺。
  3. 人形浄瑠璃などの操り人形の手の動きを操作する棒。
  4. 歌舞伎などで作り物の蝶や小鳥を動かすのに用いる棒。
  5. (1-2又は1-3より)隠して行う指示。教唆。
  6. 【差(し)金】掛け金を止める金具。
  7. 【差金】(「さしキン」とも)手付金。特に米穀相場取引における証拠金。

例文

“水平、垂直の感覚を、彫刻家はねそべっていても知る。大工はさげふりと差金で柱や桁を測る。彫刻家は眼の触覚が摑む。所謂太刀風を知らなければ彫刻は形を成さない。(高村光太郎 『触覚の世界』)”
“それが赤シャツの指金だよ。おれと赤シャツとは今までの行懸上到底両立しない人間だが、君の方は今の通り置いても害にならないと思ってるんだ(夏目漱石 『坊つちゃん』)”
“あとになつて、たみの代りに年とつた肥えた女中が私へつくやうになつたが、それが母のさしがねである事を知つた私は、母のその底意を考へて顏をしかめた。(太宰治 『思ひ出』)”
“庭の木戸の輪掛金に、きつい差金を少し強く差込まれたのが、どうしても取れないで、今井はまごまごしていた。それを澄子は見かねて、一度にぐっと引抜いてやった。(豊島与志雄 『変な男』)”
“クリストフは笑いだしまた怒りだして、彼らの肩をとらえて押しやり、シャツのまま外に送り出して、そのあとから扉に差し金をおろしてしまった。(ロマン・ローラン著豊島与志雄訳『ジャン・クリストフ』)”

関連項目

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